こんばんは、Mr.T です。
あなたは、格安SIMという言葉を聞いたことがありますか?
こんな感じ↓
電気屋に寄ったら店内放送で小芝居が流れ、格安SIMの宣伝が始まった。
— スドー🍁 (@stdaux) August 13, 2019
「SIMカードって何ですか?」
「スマホをするにはSIMカードが必要で、お使いのスマホにも入ってるんですよ。今ならこのSIMに乗り換えると……」
質問に答えろ!!SIMカードについて説明しろ!!
あるある!私もその一人です。
格安SIMに乗り換えたら、月額料金が5,000円ほど安くなるという話を小耳に挟みました。


毎年6万円ほどお金が浮くということは...
苦労することなく
- 時短家電を毎年買って、時間をお金で買うことができるようになるということか
- 最新のゲーム機を毎年買って、娯楽を楽しめるようになるということか
- 毎年、家族で海外旅行へ行けるようになるということか


きみ、そういえば海外旅行に毎年行くのが夢だといってたよね。
夢、かなったじゃん!
あれは忘れもしない、facebookが日本でも流行り始めた、高校生の頃のことです。
世界中に友達を作りたいなと思って、海外に住んでいる外国出身の方にfacebook メッセージを送り、気の合う人との交流を深めました。
連絡を取り合う中で意気投合したのが、チリ人のTorresくん。1年に1回ほど、欲しい物を送り合っている仲になりました。
社会人になってからも外国籍の友達を作っており、最近ですと、凄腕エンジニア Duyさん(ベトナム出身)と戦友になり、仲良くなりました。
外国に住んでいる友達と会いたいなぁと思っても、航空券だけで数万円、下手したら数十万かかってしまうため、旅行に行くことを躊躇(ちゅうちょ)しちゃいますよね。
そのお金をどうにかして捻出(ねんしゅつ)したいなと考えていた矢先に、同僚とそんな話をしていたら、格安SIMをおすすめされました。
なんと、乗り換えるだけで年間6万円もお金が浮いたというのです。
これなら、浮いたお金で毎年会いに行けるなぁと思ったため、多少の手間はかかるけれども、大手キャリアから格安SIMへ乗り換えました。
乗り換えの手続きはわざわざ店舗まで足を運ぶ必要もなく、スマホさえあればでき、契約するまでの時間もわずか10分程度です。
今では携帯キャリアに支払う月額費用は6,500円から1,600円と激安になり、本当に、1年間で6万円ほど浮きました。
この浮いたお金でベトナムに1週間ほど旅行できるまでになりました。
この記事では、このような魅力がある、格安SIMとはなにか?について説明します。
Contents
格安SIMとは
SIMとは、電話番号などが記録された、小さなコンピュータのことだった!
格安SIMとはなにか?について説明したいところですが、SIMカードって何か知っていますか?
スマホのSIM取り出し用の穴にピンを差し込むと、SIMカードのトレイとともに、SIMカードを取り出すことができます。
SIMカードとは、ICチップが付いているカードで、携帯電話に差し込んで使います。ICチップとは、小さなコンピュータであり、膨大なデータを記録・演算することができます。
引用元: ICカードについて - 大和ハウスフィナンシャル
SIMカードには電話番号情報や認証情報などが書き込まれているため、スマホにあなたのSIMカードを差し込むことで、電話の受発信、インターネットを介したアプリ(LINEやInstagramなど)を利用することができるようになります。
引用元: 子どもに教えたい通信のしくみ「携帯電話の格安SIMでできること」
- (株)NTTドコモ 藤田 学氏
あなたがお持ちのスマホにも、大手キャリアなどから提供されたSIMカードが刺さっているかと思いますが、このSIMカードを別のスマホに差し込むと、元のスマホでは電話の受発信などができなくなりますが、別のスマホでは電話の受発信などができるようになるわけです。
格安SIMとは
大手キャリアと契約したときのことを覚えていますか?
ほとんどすっかり忘れてしまったのですが、印象に残っていることが1点だけあります。
スマホにSIMカードを刺して渡していただいたなぁという点です。
このSIMカード(とスマホ)を使うために、キャリアに基本料金、通信・通話料金を支払っていることになります。
大手キャリアですと月額料金が6,500円などと聞いたらそのくらいかなぁと感じるかと思いますが、
格安SIMは違います。
格安SIMでは、月額料金が3,000円を超えると、「えっ、今月めっちゃ使ったなぁ」と感じることになります。
格安SIMとは、基本料金、通信・通話料金が極めて安いキャリア(格安SIM事業者と呼びます)のことを指すんです。
私は大手キャリアで月額6,500円ほど払っていましたが、格安SIMに乗り換えてからというもの、月額1,600円(年間約6万円ほど浮きました)と格安になりました。
今やベトナム旅行も1週間ホテル付きで6万円ほどで行ける時代ですから、格安SIMに乗り換えると、浮いたお金で毎年家族で海外旅行!も夢ではないことがわかるかと思います。
そんなにうまい話、怪しくないですか?
そう感じた方もいるでしょう。
安物買いの銭失いになるのではと不安になっていることと思います。
格安SIMは、どのようにして安価にサービスを提供しているのでしょうか。
格安SIMは、大手キャリアの設備をレンタルしているから安い!
大手キャリアは、都市部はもちろんのこと、人口密集度が低い山奥を含めた、どこでも・快適にスマホを使えるようにするために、携帯電話基地局と呼ばれる「電波を送受信する設備」の整備を進めてきました。

2018年の大手3キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)合計の設備投資額は1兆円を超えており、携帯キャリアを運営するためには、膨大な設備投資が必要であることがわかります。
携帯電話事業は膨大な設備投資が必要であることから、既存のプレイヤーである大手キャリア以外は参入しづらいと言えるでしょう。
毎年何千億円も投資できる会社なんて、東証一部上場企業の中のトップ企業ぐらいしかないでしょう。
ベンチャー企業では、時価総額が数百億円で大成功と言われるぐらいです。
東証1部上場のソシャゲベンチャー「株式会社アカツキ」の塩田社長は、売上高数百億円で大成功と謳(うた)っているぐらいです。
このような、膨大な設備が必要な状況下では寡占化が進み、価格競争が一向に進まず、ユーザーがキャリアに支払う月額料金が一向に下がらないといった状況が続いていました。
現に某大手キャリアは、2017年度の税引前当期利益が1兆円(最近メディアを賑わせた東芝と同じ時価総額!)を超えており十分な内部留保があるにも関わらず、月額料金を大幅に値下げすることはありませんでした。 (財務ハイライト IFRS : 年度データ | 企業情報 | NTTドコモ)
このような状況で他社は考えました。
大手キャリアの通信設備を間借りすることはできないかと!
しかし、そう簡単には、うまくいきませんでした。
通信設備を貸してくれるキャリアはほとんど見つからず、通信設備を貸してくれても、非常に高額だったのです。
このような状況を見かねた総務省は、公平性・透明性、接続の迅速化等を担保する観点から設けられた第二種指定電気通信設備制度(移動系)、および、接続料制度(電気通信事業法)を制定しました。( 第二種指定電気通信設備(移動系)の接続料33制度の概要など - 内閣府)
これにより、大手キャリアは通信設備を間借りしたいという要求を受けた場合、その要求に応じなければならないことになりました。
また、間借りする料金について、原価や需要といった過去の実績に基づき算出することになりました。(参考:「モバイル市場の競争環境に関する研究会」中間報告書 概要 - 総務省)。
これにより、大手キャリア以外の事業者は、原価に近い、格安の料金で大手キャリアの通信設備を間借りすることができるようになりました。
結果として、月額料金が格安のSIMカードを手にすることができるようになったのです。
月額料金が格安のSIMカードであることから、格安SIMと呼ばれるようになりました。
格安SIMってどのくらい安いの?乗り換えてよかった?
格安といっても、どのくらい安いのか気になったかと思います。
私は某大手キャリアに2年契約のプラン(データ通信量3GB)に毎月6,500円ほど支払っていました。
2年契約だし違約金がかかるので乗り換えを躊躇(ちゅうちょ)していました。
ところが格安SIMに乗り換えた同期に聞いたところ、違約金を払ってもお得だから乗り換えたほうがいいと教えてくれたのです。
なんと!月額料金が1,600円ほど(月額5,000円ほど、年間60,000円ほど)安くなったと言うのです。
違約金はだいたい1万円程度ですから、2ヶ月でもとが取れることに気づきました。
とはいえ、違約金を払っても本当に安くなるのか?と不安な気持ちがあったのですが、年間6万円ほど浮くし、その浮いたお金で夢だった海外旅行に毎年いけるし、何かあっても格安SIMには2年縛りといったものがほとんどないため、一か八かやってみようと乗り換えを決心しました。
乗り換えるための手続きはスマホだけで完結し、SIMカードが届き、気になるのは請求額。
請求額を確認した瞬間に、その不安はすぐに払拭されました。
なんと、月額料金が本当に1,600円ほどになりました。

2019年03月 mineoの請求額
1年間で6万円ほどお金が浮いたので、そのお金で1年目はベトナムに、2年目はイタリアに旅行し、最高のひとときを過ごしました。
ベトナムでは、今となっては友達であるオフショア先の元社員と、
エメラルドグリーンの海からなる世界遺産のハロン湾、
首都ハノイ、友人の家での食事などを楽しみました。
毎週土日は日本で言うお祭りが開かれており歩行者天国。
絵を売って世界を旅している若者、
絵を売っているおじいちゃん、
そこらへんに植えてあるココナッツをかち割ってココナッツジュースを販売する現地の人など、
現代の日本では考えられないようなフリーダムな世界が広がっていました。
イタリアでは、日本では味わうことのできない、D.O.C.Gと呼ばれるイタリアで最高ランクのワイン(なんと1本200円ぐらい!)を賞味しました。
ぶどうジュースを飲んでいるかのような、甘すぎず、かといって苦すぎずほろ酔いするワインで、数分で飲み干してしまいました。
乗り換える手続きは10分程度で、しかもスマホだけで完結!ほんの一瞬努力するだけで毎年海外旅行に行けるようになりますのでやらない手はないでしょう。
このまま一生、大手キャリアをブクブク太らせますか?それとも、家計を助けますか?
家計を助けたくなった方は、以下の記事をどうぞ!
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