ソフトバンクからのお乗り換え

ソフトバンクからのお乗り換え

結論を先にのべると、

ソフトバンクを利用している平均的な世帯が格安SIMへ乗り換えると、年間約10万円を節約できます。

あまりデータ通信を利用していないソフトバンクユーザが使用中の端末で乗換え後も使用する場合はまずSIMロック解除を実施し、mineoにてドコモ回線向けプラン音声+データ通信 3GB/月)を申し込むことをお勧めします。

比較的に多くのデータ通信(4GB以上/月)を使用する場合は、OCNモバイルONEまたはiijmioにてドコモ回線向けプランをお勧めします。

 本記事では、通信・通話料の安さとデータ通信の快適さの理由でmineo、OCNモバイルONEまたはiijmioを中心に検討することを勧めましています。

注意:乗り換えを契機に、新規端末を購入する場合、格安SIMと端末のセット申し込みやキャンペーンを併用することでもっと安くなりますが、各社が実施するキャンペーン内容やタイミングは異なる場合があります。

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概要

 ここ数年、格安SIMに乗り換えて、家計の大きな負担となっている通信料を劇的に安くする人が増えています。もはや10人契約のうち実に中に1契約は、格安SIMの契約となっています。

 大手キャリアに勤めていた私は、ソフトバンクから格安SIMへの乗り換えを検討している皆様を助けるために、乗り換える際の注意点や手順を教えます。

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格安SIMへ乗り換えるメリット!

 平均的な日本の世帯がソフトバンクから格安SIMへ乗り換えると、年間約10万円を節約することができます。こればソフトバンクから乗り換えたユーザと同じくらいの費用削減効果があります。

 実際、ソフトバンクで契約しているユーザは、毎月約4300円を通信料(オプションは除く)を負担しています。これは開示されているARPUデータ(1利用者当たりの月間平均収入)を見れば推定できます。また、厚生労働省の平成30年度のデータによれば、日本の平均世帯人数は約2.5人です。この平均世帯数を1ユーザあたりの負担金でかけると、通信料は1ヶ月で1.1万円、1年に13.2万円になります。

 一方、格安SIMを使用した場合、通信料はさらに安くなります。格安事業者のARPUはほどんど非公表となっているが、総務省が公表している通信事業の検証レポートから、格安SIMを契約している平均的な世帯は年間3万円の通信料を負担し、そうでない場合よりも約10万を節約していることが推察できます。

まず同レポートによると、2017年度における格安事業者の契約数が1,840 万契約でした。また、同レポートによると、格安事業者 のサービスの売上高は 2,328 億でした。この売上高を契約者数で割ると、1年間の負担金額が契約者あたり約1.2万円(オプション込み)になります。つまり、2.5人の世帯における年間の負担金額が約3万円で、実に大手携帯事業者と約10万円の開きがあります。

ソフトバンクから乗り換え時の注意点

約10万円のメリットがありますが特に以下の点に注意しなければなりません。

1)今のスマホを使い続けるかを確認する

 格安事業者は、大手携帯電話事業者から基地局や設備を借りてサービスを提供しています。今の携帯電話のままで使うには、ソフトバンクから回線を借りている格安事業者にてソフトバンク回線向けのプランを選ぶ必要があります。多く主要格安SIM事業者のホームページ上に動作検証済み端末のリストが掲載されています。そのリストを確認することで、自分の端末が確実に使えるかが分かります。

乗り換え先の格安SIM事業にてドコモやauの回線向けプランを利用する場合、スマホのロック解除は必要です。SIMロックの解除方法は別途述べますが、負担金の方が低いためソフトバンクから乗り換えるの人の多くはこのパターンに当たります。

新規購入の端末をご利用する場合は、SIMフリー端末を購入すればどの格安事業者でも安心してご利用することができます。

2)格安SIM事業者への乗り換えは違約金がかかる可能性。

 2019年9月以前、ソフトバンクにご契約のユーザはほとんど2年毎に更新されるプランを選択しています。そうした場合、違約金がかからない期間中に解約し、格安事業者へ乗り換えると、約1万円の違約金を請求されます。今の負担がおよそ10万円減少すると考えれば、違約金を気にしなくても良いと考えています。2019年10月以降のユーザについては解約金は1000円となるため違約金に対するハードルは更に下がるでしょう。

注意:違約金のかからない期間は各大手携帯電話事業者のショップやコールセンタに問い合わせてご契約時期をご確認ください

3)乗り換え先の格安SIM事業者での通信速度を事前に確認しておこう。

格安事業者が実際に大手携帯電話事業者から回線を借りる際は、お金をお支払いし、回線の一定の容量を確保します。回線の容量を増やさずに多くのユーザに使わせると混雑が発生し、通信速度は低下してしまいます。そのため、通信速度における満足度の高い格安SIMの事業者を選択する必要があります。

上記の注意点を踏まえてソフトバンクから乗り換える時の最適な格安事業者を紹介します。

乗り換え先格安SIM事業者はmineoまたOCNモバイルONE!

 総務省が2019年3月に発表した「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成30年度第4四半期(3月末))」によると、2019年3月の段階で、格安事業者は1003社であり、1000社を超える状況です。すべての事業者を紹介することはできませんので、格安事業のシェアの約6割を占めている主要事業者(楽天、IIJmio、OCNモバイルONE、Mineo、ビックローブ)を通信速度と料金の観点でピックアップし、ご紹介します。

事前に言っておくべきこととして、ソフトバンクの回線を借りて格安SIM事業を展開する会社は少ないです。何故ならばソフトバンク回線の使用料など条件はドコモやauに比べてハードルが高いからです。主要格安事業者の5社の中で楽天、OCNモバイル、iijmioやビックローブは2019年9月時点ではソフトバンクに非対応で、唯一対応しているのはmineoになります。

mineoについてもソフトバンク回線向け格安SIMはドコモやau回線向けプランに比べて300円/月以上高いです。端末のSIMロック解除は3000円(ショップの窓口の場合)と仮定すると、10ヶ月以下で元が取れることになるため、やはりソフトバンクユーザは端末のSIMロック解除を実施し、ドコモやau回線向けの安いプランにした方が良いお得でしょう。

、因みにMy softbankを使用する場合、SIMロック解除は無料でできます。

上記を踏まえて、ドコモやau回線向けプランを前提として通信速度や料金を比較していきます。

1)通信速度の観点

2019年2月に行われたMMD総研の顧客満足度調査によると、「データ通信品質・安定性」項目において顧客満足上位なのは高い順でmineo(54.7%)、OCNモバイルONE(52.7%)、IIJMIO(52%)で、楽天とビックローブはもっと下にあります。

注意:YMobileやUQMobileは大手携帯電話事業者が運営しているサブブランドであるため格安事業者とはみなしません。

2)月額使用料の観点

料金は次のように構成されています。まず、ソフトバンクへお支払いする違約金(9500円)とMNP手数料(3000円)があります。違約金については2019年10月以降契約した人は1000円になります。これらの費用はソフトバンクから請求されるため、比較対象としません。

次に転出先の格安事業者へお支払いする通信・通話料、初期費用および端末購入費用があります。

2-1)通信・通話料での比較

結論から述べると、3Gの通信量が十分な方は、mineoのドコモ回線向けプランが一番安いです。4G以上が適している方はOCNモバイルONEとビックローブが安くなっています。いずれのケースにおいても、各社の間の差額は約100円しかありません。

まず、総務省が作成した「我が国の移動通信トラヒックの現状(平成30年3月分)」によると、2018年3月時点で平均的な契約は約3.5GB/月を使用しています。

そのため、3Gおよび4Gのデータ通信プランを選び、選定した格安事業者社(5社)へソフトバンクから乗り換えた場合の月額料金を比較します。比較方法としては各社における1GBの単価を計算し、並べます

3Gプラン(音声付き+データ通信)※通話料(20/30秒)は除く

ランクは以下になります。

 
ランク格安SIM事業者内容備考
1mineo1510円/月(3Gプラン)
2楽天1600円/月(3.1Gプラン)3Gプランはないため
3

OCNモバイルONE、iijmio、ビックローブ

1600円/月(3Gプラン)

3G以内でデータ通信量を使う場合はmineoが有利であることがわかります。

4GB以上(音声付き+データ通信)※通話料(20/30秒)は除く

比較対象会社は4GBプランを提供していませんが、3GBの次に大きいのは、5GBや6GBになっています。ランキングは以下になります。

ランク格安SIM事業者内容備考
1OCNモバイルONE、ビックローブ2150円/月(6Gプラン)
2mineo2190円/月(6Gプラン)
3iijmio2220円/月(6Gプラン)
4楽天2150円/月(5Gプラン)6Gプランはないため

4GB以上になるとOCNモバイルONEとビックローブが有利になります。

2-3)端末の購入費用

ソフトバンクから乗り換えをするときに今の端末をそのまま使うか、新規端末を購入するかで費用が変わっていきます。上述の通り、ソフトバンク回線を借りている主要事業者は少ない(mineoのみ)とソフバンく回線向けの月額料金が高額なため、今の端末を使用する場合はSIMロック解除をお勧めします。SIMロック解除を実施する場合は追加で3000円(ソフトバンクショップにて対応いただく場合)の手数料が必要な場合があります。

新端末を購入する場合は、SIMフリー端末を購入することをお勧めします。SIMフリー端末なら、特定の事業だけしか許容しない「SIMロック」の制限はないため、他格安SIMの事業者のドコモやソフトバンク回線へ乗り換える際にSIMロック解除は不要です。※SIMロック解除については下記を参照してください。

SIMフリー端末の購入は格安SIMの契約はセット購入でお勧めします。基本的に契約先で購入すると、キャンペーンなど、通信料はさらに割安になります。実際、iijimioでのキャッペンを利用することで、端末を100円で一括購入、また請求額が3ヶ月間、約1600円/から400円台の実績があります。

結論:ソフトバンクユーザで、平均的なデータ通信を行う人はmineo、より多くのデータ通信を行う場合はOCNモバイルONEをを選択しても良いと考えています。既存の端末を使う場合はSIMロック解除し、ドコモ or au回線向けプランにしたいです。また各事業者が実施しているキャンペーンを活用することでSIMロック解除料より安い価格で新規端末の購入できる場合がありますので確認しておいた方がいいでしょう。

乗り換え手順

 乗り換え手順は次の簡単な3ステップで構成されています。

・ステップ1:MNPの予約番号、

・ステップ2:格安SIMへの申し込み、

・ステップ3:格安SIM到着後の設定

ステップ1:MNPの予約番号

ソフトバンクを含む各大手通信事業者でご利用の電話番号をそのまま、乗り換え先の格安事業者で使用するためにはMNP(Mobile number portability)を取得する必要があります。

ソフトバンクからMNPを取得するための方法は下記の4つがあります。

手続き時間の短縮および柔軟性のためにWebからのMNP番号予約をします。

取得方法内容特徴
お電話

ケータイで *5533 (無料)

一般電話で 0800-100-5533 (無料)

受付時間:9:00~20:00

注意事項等はオペレータからご説明があるが、長時間になる可能性があります。またソフトバンクのサブブランドとなるYモバイルへの勧誘を受けたり、PayPayボーナス、Yahoo!ショッピングなどの特典を散らかされるため、気をつけましょう。
auショップの店頭

ソフトバンクショップ

受付各店の営業時間によります。

上記同様です。
WebMy Softbankへのログイン後 下記手順でMNPを取得する
My au TOP >設定・申込 > 設定・変更> 契約情報の変更 >番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き> 番号ポータビリティ(MNP)予約(予約番号の発行)
※手続きは9:00~21:30の間に行う必要があります。
ショップ店頭やお電話に比べ、短時間で手続きを完了させることができる。オペレータからの説明はないため、注意事項をしっかり読んで確認しましょう。
Yahoo!ケータイ

下記の手順でMNPを取得する 

TOP  > 設定・申し込み(My Softbank) > 各種手続き

受付時間は9:00~21:30です。

上記同様です。

ステップ2:格安SIMへの申し込み

このステップでは、先ほどご紹介した申し込みリンクをタップして、申し込みを行います。

申し込みの際に、新たしい端末を購入する場合、合わせてキャンペーン等を確認し購入をします。

一般的な通販と同等のため、購入完了の数日後に商品は届くでしょう。

ステップ3:格安SIM到着後の設定

格安SIMや端末の到着後、送付されているガイドに従って設定を行います。

特に設定が必要になるのはAPNです。APNは回線の最端にある装置で、乗り換え先事業者のAPNを使用しないとインターネットなどの接続ができません。端末を新購入した場合は端末の初期設定を事前に行う必要があるでしょう。

ステップ3は完了すると、新しい格安SIMで携帯電話が使えるようになります。

以上です。

いかがでしょうか。

SIMロック解除について

SIMロックは携帯電話に特定のSIMカードしか利用できない制限と言います。SIMロックを解除しないと、ソフトバンクで購入した端末にドコモ、auおよびそれらの回線を借りている格安事業者のSIMを挿入しても利用できません。

ソフトバンク端末のSIMロック解除ために条件があります。まずSIMロック解除が可能なのは、2015年5月以降に発売された端末(一部は除く)になります。

端末の残債が完了したユーザや一括払いのユーザはすぐでもSIMロック解除ができます。

各種端末の割引やキャンペーンを受けている場合、その期間中にSIMロック解除ができない可能性があります。SIMロック可能な端末に条件はありますのでご確認ください

費用について、ソフトバンクショップで実施いただく場合は3000円かかります。 My Softbankでの解除手続きは無料になりますが、一部の機種について対応できません。

 

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