格安SIMの主要事業者のなかで4GBを提供しているの事業者はいません。多くの事業者は3Gをメインターゲットにし、その次は5GB、6GBや12GBのプランを提案していることが現状です。
個人で4GB以上使用しているが、具体的どれぐらい使用するか分からない人は、データ通信の安定さや使用料の安さでOCNモバイルONEにて6GBプランを選択した方が良いと考えています。
家族や複数人でデータシェアをする人は、IIJmioを中心に検討すると良いでしょう。例えば自宅にWi-Fiがある3人家族(大人:2人、子:1人)はIIJmioにて6GBプランを選択し、データシェアオプションを追加した方がかなりお得でしょう。
4GB/月以上は誰に適しているの?
そもそもGBって何のことかを知りたい人はこちらの記事に掲載していますのでご参考にしてください。
4GB/月以上が適している人は以下です。
・自宅などのWi-Fiを使わずにLTEなどで長時間の動画再生を行う人。
・家族でデータ通信量を分け合うことで全体の通信料を削減したい人。
自宅のWi-Fiを使わずにLTEなどで長時間の動画再生を行う人
自宅のWi-Fiを活用しないで、Youtubeなどで動画閲覧をよくする人は4GB/月以上は必要になる可能性が高いです。
まず1ヶ月で1GBがあれば、約9分間の動画再生を毎日楽しむことができます。つまり4GB以上を個人で使う人は毎日約36分間以上の動画閲覧をしています。平日が忙しければ、おそらく週末は数時間の動画再生をしている人も該当すると考えられます。自分のライフスタイルをがこれに該当しているかつ自宅のWi-Fiを使用していない場合、4GB以上のプランは適していると考えています。
動画再生を普段からあまり行わない人は個人として3GB以下です。
家族でデータ通信量を分け合うことで全体の通信料を削減したい人
複数の人で生計を行う人が4GB以上を選び、家族のメンバー間で分け合うことの方がお得です。
まず、一人あたりの平均のデータ使用量は約3GB/月です。3人家族の場合は平均して9GB/月が必要になります。個々人が3GBを契約するよりも9GB以上のプランを契約して分け合えた方がお得でしょう。例えば、3GB(音声付き)の月額使用料が約1600円です。一方で10GBにした場合の月額使用料は3400円になります。個々人が3GBを契約する場合は4800円になりますので、分け合うことで1400円削減効果があります。1年間だと、1.7万円になり、豪華な食事にも使えます。
このように、4GB/月以上が適している人は家族でデータ通信量を分け合って通信費を削減したい人、または自宅などのWi-Fiを使わずにLTEなどで長時間の動画再生宅などのWi-Fiを使わずにLTEなどで長時間の動画再生を行う人です。
4GB以上の格安SIMを選ぶ際の注意って何?
重要なのは3点です。通信速度、月額使用料、パケットを分け合える機能の存在です。
この3点で4GB以上の格安SIMのおすすめをしたいと思います。
通信速度
格安SIMへ乗り換えたい皆さんの中には、通信速度を気にされる方は多いと思います。格安SIMへ乗り換えた後に「使い物にならない」とかの声を聞くこともあります。
確かに大手携帯電話会社が提供しているSIMに比べて格安SIMの方がデータ通信が遅い場合がありますが、快適に使えるSIMはたくさんあります。選択する際に失敗をしないことは重要でそのために多くのユーザに支持されている実績のある主要な格安SIMの中から選択することをおすすめします。
通信速度の観点では、mineo、OCNとIIJmioの順になります。2019年2月に行われたMMD総研の顧客満足度調査によると、「データ通信品質・安定性」項目において顧客満足上位なのは高い順でmineo(54.7%)、OCNモバイルONE(52.7%)、IIJMIO(52%)でした。
格安SIMの主要会社は契約数の約6割を獲得している次の会社です:楽天、iijmio、ビックローブ、mineo、OCNモバイルONE
月額使用料
大手携帯電話会社から格安SIMへ乗り換えることによって10万円以上を節約できる効果があります。auから格安SIMへの乗り換え | 格安SIMナビ。そのため、多くの皆さんが格安SIMへ乗り換える主要な理由は月額使用料の安さでしょう。格安SIMのデビューを検討されている皆さんにおいても、どんな格安SIMの方が安いかを知りたいと思います。
最も安い格安SIMを選ぶにあたり、まず自分が今どれぐらいの通信量と通話量を使用しているかを確認する必要があります。大手携帯電話会社での確認方法はこちらのサイトを参照してください。
本記事を読まれる方はどれぐらいの通信量を使用している分からないため、複数の容量で、主要格安SIM事業者を中心に比較します。比較にあたり、1GBの単価が安い順で記載します。
比較の結果は下記表に占めていますが、結論として言えるのは、楽天モバイルの5GBを選ぶよりも、同額のOCNモバイルONEやビックローブの6GBプランを選んだ方が価格の観点でも通信速度の観点でもお得でしょう。
データ通信量(音声付き) | 比較結果(月額使用料) | 備考 |
5GB | ①楽天モバイル(ドコモ&au回線、2150円) | 5GBを提供しているのは楽天のみ |
6GB | ①OCNモバイルONE(ドコモ回線、2150円) ②ビックローブ(ドコモ&au回線、2150円) ③Mineo(au回線、2190円) ④IIJmio(ドコモ&au回線、2220円) | 楽天は6GBプランを提供していない |
10GB | ①楽天モバイル(ドコモ&au回線、2150円) ②OCNモバイルONE(ドコモ回線、3000円) ③Mineo(au回線、3130円) | IIJmioとビックローブはこのプランを提供していない |
12GB | ①IIJmio(ドコモ&au回線、3260円) ②ビックローブ(ドコモ&au回線、3400円) | IIJmioとビックローブのみがこのプランを提供している |
20GB | ①Mineo(au回線、4590円) ②楽天モバイル(ドコモ&au回線、4750円) ③OCNモバイルONE(ドコモ回線、4850円) ④ビックローブ(ドコモ&au回線、5200円) | IIJmioはこのプランを提供していない |
30GB | ①楽天モバイル(ドコモ&au回線、6150円) ②Mineo(au回線、6510円) ③OCNモバイルONE(ドコモ回線、6750円) ④ビックローブ(ドコモ&au回線、7450円) | 同上 |
パケットの分け合える機能の有無
家族や複数人でパケットを分け合うことで全体の通信量を削減するためにその機能を提供している格安SIM事業者と契約をする必要があります。以下の表で、本機能を提供している主要事業者を整理しています。
結果から以下がわかります。
・6GB or 12GBのどちらかを選択し、またシェア機能をしようする場合はIImioが良いです。通信速度の安定さと価格の安さも魅力的です。
・10GB or 30GBをシェアする場合は楽天モバイルが一番お得ですが、通信速度に課題はありそうです。
格安SIM事業者 | 機能の有無 | 備考 |
IIJmio | あり | ・auとドコモ回線で提供可能 |
楽天モバイル | あり | ・月額100円が追加で必要 ・ドコモ回線のみ |
ビックローブ | あり | ・auとドコモ回線で提供可能 ・音声付きSIMの場合、月額900円/枚は追加で必要 |
結論は以下のようにまとめます。
・個人で4GB以上使用しているが、具体的どれぐらい使用するか分からない人は、データ通信の安定さや使用料の安さでOCNモバイルONEにて6GBプランを選択した方が良いと考えています。
・家族や複数人でデータシェアをする人、例えば自宅にWi-Fiがある3人家族(大人:2人、子:1人)はIIJmioにて6GBプランを選択し、データシェアオプションを追加した方がかなり家族全体の使用料金は安くなるでしょう。
格安SIMの購入手続き
店舗でも購入できますが、数は少ないためWeBでの購入をおすすめします。Webでの購入する場合は以下を用意する必要があります。
(1)身元確認資料 (2)クレジットカード (3)連絡可能なメールアドレス (4)MNP番号 #他社(大手携帯電話会社を含む)から乗り換える場合に必要。
購入手続き完了後、約3日後に設定ガイドおよびSIMカードが届きます。その後、設定ガイドにしたがって設定を行っていただければすぐに使えるようになります。
OCNモバイルONEの詳細は、以下からどうぞ。IIJmioの詳細は、以下からどうぞ。
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